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zoom RSS 「最後の赤紙配達人」

<<   作成日時 : 2009/09/07 17:20   >>

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「最後の赤紙配達人」 〜悲劇の“召集令状”64年目の真実〜     <TBS  8月10日放送>

出演    吉岡秀隆   山本太郎  伊嵜充則   風吹ジュン


 終戦後、召集関係の書類はただちに焼却するよう軍から命令が下るが、当時 滋賀県 大郷村の兵事係だった 西村仁平さん (現在104歳) は、なんとそれらを自宅に持ち帰り保管していたという。

 自宅押し入れにうずたかく積み上げられた古ぼけた書類の山は、異様だ。

 ここには赤紙で召集され、二度と大郷村に帰ってこなかった数多くの村人たちの死に様が、丁寧に記録されているという。

 終戦だからといって、あの悲惨な記憶を簡単に消し去ることなどとうていできない。
西村さんは、戦死した若い村人たちの無念を思い、これら書類を守り続けてきたそうだ。
 
 そんな彼も今はご高齢で記憶も途切れがちとのことだが、 “戦争の記憶を風化させてはならない” との悲願は今こうして実を結び、ドラマとなってわたしたちに受け継がれていくことになった。
 

 「おめでとうございます」 と兵事係から赤紙を渡された青年は、 「ありがとうございます」 と律儀にそれを受け取る。
村人たちは彼を英雄と讃え、晴れがましい送別会を開いて送り出す。
 「お国のためにがんばります」 と皆の前で最敬礼して戦地に向かった青年のその後は。。。

 前途ある若者に赤紙を配り、その訃報を家族に知らせなければならなかった兵事係もさぞ辛かったことだろう。
 しかし、とりわけ残酷だと思ったのは、一軒の家から五人も召集され、しかも息子は帰らず代わりにやってくるのは訃報を知らせる兵事係りという皮肉。
それでも、息子の帰りを信じ待ち続けることしかしてやれない母のやるせない姿は涙をさそう。
 
 また、赤紙を書いていたという女性が登場するドキュメンタリーや、人間を優秀な兵器と見なし、次々と赤紙を発行していた当時の軍についての具体的な検証を挟むなど、信ぴょう性の高いドラマになっていた点も興味深かった。

 戦後64年。
毎年夏になると、きまって戦争ドラマが放送されるが、近年多くの証言や資料が公開され、ドキュメンタリーを交えたドラマは、さらにリアリティをもって胸に迫ってくるように感じた。

 数多くの尊い命が犠牲になり、日本中が涙にくれていたあの戦後を忘れてはならない。 
私たちの平和な暮らしは、彼らの犠牲の上に築かれているのだという思いは、同じ日本人として受け継いでいかなければならないものなのだと教えられたように思う。


 

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