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zoom RSS 「風と共に去りぬ」

<<   作成日時 : 2009/04/06 21:51   >>

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「風と共に去りぬ」
監督   ヴィクター・フレミング
出演   ビビアン・リー  クラーク・ゲイブル  レスリー・ハワード


画像
 


 黒人奴隷を使った綿花栽培で繁栄した南部だが、南北戦争の敗北を境に、人々の暮らしは激変した。

 夜空を焼き尽くさんばかりに燃えあがる炎。
大きな倉庫群は、真っ赤な炎に包まれ、やがてガラガラと音をたてて崩れ落ちる。

南部の歴史が幕を閉じる瞬間のこのダイナミックな映像の迫力は、今見ても圧倒される。

 焦土と化した街は、おびただしい数の負傷者と腹をすかせた浮浪者であふれかえっている。

 こんな敗戦の地獄を、南部の人々はどうやって生きのびてきたのだろうか。

 その答えを、私たちは主人公スカーレットの生き方のなかに見出だすことが出来ると思う。


 明朗活発、そのうえ美人という申し分のない貴族のお嬢様なのだが、独りよがりで傲慢な性格が災いしてか、いつも周りの人を傷つけてしまうスカーレット。

 打算的な目的で二度も結婚し、夫を早々に亡くしたスカーレットに、その正直なところが好きだと レット・バトラーは結婚を申し込む。

 なのに、彼女はレッド・バトラーなど眼中にないかのように、相変わらず初恋の人アシュレーに熱を上げている。
さすがのバトラーも彼女のあまりの自己中心的な態度に失望し、ついに家を出て行ってしまった。
そこでやっとスカーレットは、バトラーを愛していたことに気づき、失った物の大きさを知って嘆き悲しむ。

 ところが、そのしおらしい姿もつかの間。
彼女の立ち直りの早いことには驚いた。 
いつまでもくよくよしない、めそめそしない。  じつに切り替えの早いさっぱりした気性の女性なのだ。 
 

"Tomorrow is another day."     ”明日は明日の風が吹く”


 敗戦後、いち早く故郷タラの土地を買い戻した彼女は、二度と飢えまいと誓いをたて、今まで敵だった北部相手に商売を始める。 そして、みごと成功を手に入れた。
 
  こうしてみると、彼女の勝気な性格も、あながち欠点ばかりではなく、ときに思いがけない長所となって、人生をより良い方向に導いていくパワーをもっていることがよくわかる。

 ただ、どんなに商売で成功しても、愛のない暮らしはやはり孤独で空しいもの。
 彼女に足りなかったのは、やはり人への思いやりだろう。

 こんなおちゃめな反面教師ぶりも、彼女がいつまでも愛されてやまない理由なのかもしれない。


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