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zoom RSS 「アポカリプト」

<<   作成日時 : 2008/06/17 13:29   >>

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「アポカリプト」
監督   メル・ギブソン
出演   ルディ・ヤングブラッド  ダリア・ヘルナンデス


 舞台は、マヤ文明後期。

 密林でのんびり狩猟生活を営んでいたジャガーの村を、マヤ帝国の傭兵が襲撃する。
捕虜となった村人は町に連れて行かれるが、目的は生け贄だった。
 男達は生きたまま、心臓をえぐられ、その頭部は切断されて、階段から投げ捨てられる。
なんともおぞましい光景に、身がすくむ。
だが、私たちはその野蛮で不可解な世界に徐々に引き込まれていく。
いや、飲み込まれていくといった方がいいだろう。
とにかくこのリアリティには圧倒される。

 生け贄の儀式は、皆既日食の出現で中断されることとなり、寸でのとことで命拾いしたジャガーだったが、これからが正念場。

 村の井戸に妻子を隠してきたジャガーは、なんとしても村に帰りたい。
槍や矢が束になって飛んでこようとも、決してひるまず、風のように駆ける。
そのスピード感溢れる疾走に、いきおい胸が弾んでくる。

 いっぽう、彼を追う傭兵たちも、負けてない。
いったん噛み付いたらテコでも放さないしぶとさは、野獣そのもの。 
不死身の応戦に、緊張感はぐんぐん高まっていく。

 そして、ジャガーは無事家族と再会する。

 愛する家族を守る行為が、これほど神々しく思えることもないだろう。
なぜなら、家族あっての未来なのだから。

 血のしたたる獣肉を食らい、人間を殺める卑劣な人間も、強大な力を誇る自然の前では、虫けら同然。
生け贄の儀式こそないが、自然界の弱肉強食のピラミッドは、今も変わらず存在する。

 苛酷な運命を前に怖気づく者、あるいは、それに打ち勝ち、新たな運命を手に入れる者。 
人はいつも試されて生きている。
寡黙に闘うマヤの青年を見て、そう思った。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ!初めてお邪魔致します。
実は私も、この映画を見たばかりなのです☆
おぞましいシーンの数々に目を背けながらも、迫力とリアリティには圧倒されました!!
マキサ
2008/06/18 20:53
マキサさん、コメントありがとうございます。
インパクトの強い映像に、ぐいぐい引き込まれていきますね。
マヤ帝国のおどろおどろしい空気も、思いがけず楽しめました。
つばめ
2008/06/19 18:05

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