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zoom RSS 「レ・ミゼラブル」

<<   作成日時 : 2008/06/09 18:50   >>

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「レ・ミゼラブル」
監督   ビレ・アウグスト
出演   リーアム・ニーソン  ジェフリー・ラッシュ


 一個のパンを盗んだ罪で、19年間も投獄されたジャン・バルジャン。

 心の荒んだ貧しい男を捕まえたところで、犯罪を繰り返すのは目に見えている。 

 彼の犯した小さな罪を許すことで、彼に生まれ変わるチャンスを与えた司教。
その優しさは、犯罪のない明るい社会を見据えてのことだったのだろう。

 いっぽう、バルジャンの罪を許さない警官ジャベールは、つねに厳格で威圧的な空気を漂わせている。
 
 だが、忘れてならないのは、私達の心の中にもジャベールが確かに存在するということだろう。

 人を許さない不寛容な心が、どれ程人を不幸にするものか。
 その悲惨な例の一つが、ファンテーヌだろう。 
私生児を隠していた罪で、工場を解雇された彼女は、路頭に迷たあげく、売春婦となり、哀れな姿で息を引き取った。
 私生児をもうけた過ちを厳しく咎めただけではなく、将来まで奪ってしまうとは。
あまりにも無慈悲な対応に、強い憤りをおぼえる。 

 終始厳しい表情を崩さなかったジャベールだが、ラストで見せた潔い償いの姿には感動した。

 バルジャンの目の前で、彼は自らの手に手錠をはめ、川に身を投げるという暴挙に出る。
 ジャベールらしいけじめのつけ方だ。
人に厳しいだけではなく、自分自身にも厳罰を下す勇気があることを、彼は最後に見せつけてくれた。
 功徳を積み、今やジャベールの命の恩人ともいえるバルジャンを、もはや責め続けることなど出来なくなったのだろう。

 キリスト教の”愛”と”許し”。
社会を変えるのは、鞭ではない、”愛”なんだ。

 司教から受けだ”愛” と”許し”を支えに、多くの貧しい人々に救いの手を差し伸べるバルジャン。
 愚直なまでに信念を貫き通すその姿は、いつ見ても暖かく、勇気を与えてくれる存在だ。

 

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