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zoom RSS 「ファイト・クラブ」

<<   作成日時 : 2008/05/29 17:36   >>

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「ファイト・クラブ」
監督   デビッド・フィンチャー
出演   ブラッド・ピット  エドワード・ノートン



 「僕は、ジャックの傷ついた心です」  
こんなナレーションで、一人の不眠症に悩むひ弱なサラリーマンが登場する。

 高学歴で収入も安定しているこの男は、高級マンションに住み、ブランドモノの家具や洋服を買い漁ってみても、生きている実感が湧かないないとこぼす。

 だが、唯一生きている実感があるのは、医者の勧めで通い始めた癌患者の集いで、患者と心の痛みを共有している時だと言う。

 このネクラ男は、タイラーという性格が正反対の男と出会って、変わっていく。
後に明かされるのだが、このタイラーなる人物、実は彼の妄想が生み出した理想像なのだ。

 タイラーと一緒に始めた、”ファイトクラブ” という暴力愛好組織の当初の目的は、相手を殴り倒すことではなく、殴られる痛みを感じ、生きている実感を得ようというものだった。 つまり、自己破壊の喜びだ。

 だが、しだいにその暴力の矛先は、自分自身ではなく社会に向けられるようになっていく。

 組織のテロを阻止しようと、暴走するタイラーと真っ向勝負に出る彼。
気持ちのブレを一切見せない強靭なロボットのようなタイラー相手に、一歩も譲らない強い意思を見せつける男は、もはや別人のようだ。

 結局、タイラーを銃殺することで心に取り込むことができた彼は、同時に嫌っていたマーラを好きになることで、ありのままの自分を愛せるようになった。

 ファイトの末、やっと生まれ変わることができたのだが、皮肉にもファイトクラブが仕掛けた爆弾によって、彼はビルもろとも吹っ飛んでしまった。

 だから言っただろ。
 人間、いつ死ぬとも限らない。  手遅れになる前に、まず闘え! 
 自分がやりたいこと、なりたいものがあるなら、ぐずぐずしないでとっとと活動を始めろ!

コンビニ店員に銃を突きつけ、乱暴に言い放った名台詞が、ラストで効いてくる。

 人には見えないはずの心の中。  
ましてや、その葛藤の模様をこうして、第三者の視点で見せ付けられようとは、想像もしていなかった。
とにかく驚かされっぱなしだ。  

 自分を変えること、口で言うほど生易しいものではない。 
自分と対決し、勝利した者ものだけが手にすることが出来ると知った。
ノイローゼ気味の頭には、強烈な一撃だった。 



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