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zoom RSS 「ルワンダの涙」

<<   作成日時 : 2008/04/23 18:57   >>

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「ルワンダの涙」
監督   マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演   ジョン・ハート  ヒュー・ダンシー  ドミニク・ホロウィッツ


 1994年 ルワンダ共和国で起きたフツ族によるツチ族大量虐殺事件がテーマ。 

 映画製作スタッフには、ツチ生存者も加わっているそうだが、あの悲劇を乗り越えるため、彼らはどれだけ涙を流したことだろう。
私たちの見たこともない遠いアフリカ ルワンダで起きた事件、そしてその事件をさらに悲惨なものにした国連の支援体制のお粗末ぶりを映画は淡々と伝える。

 カトリック神父クリストファーが運営する公立学校に、ジョーは海外青年協力隊の教師として派遣されてくる。
チョッと浮いているものの、人なつっこい性格の彼は、現地の人達からも好意的に受け止められているように見えた。

 ある日、フツ族大統領が乗った飛行機が撃墜される事件が発生し、それが引き金となって、フツ族によるツチ族虐殺が始まる。

 仲間だと信じていた男が、その日を境にナタを持つ殺人鬼に変わっていく。
目を疑うような狂気に平和な村は一転する。

 学校は、ツチ族の避難民で溢れかえり、死体が所狭しと散乱する校庭には、野犬が群がる。

 赤ん坊から女性まで、見境いなくナタで切り裂くフツ族は、まさに鬼畜だった。

 一方、立ち上がる勇気も術もなく、ただ殺されるがままの情けないツチ族の姿も、なんだか歯がゆく、無性に腹が立ってくる。
 
 そのうえ、こんな時こそ頼りにしたい国連治安維持軍(UN)は、命令が下りない限り活動できないと、役立たずの傍観者になっていたことも許せない。

 そんな孤立無援の状況下で、クリストファー神父とジョーが、懸命にツチ族を助けようと尽力する姿は感動的だった。

 やがて、ジョーも限界を感じ、命からがらルワンダを後にした。

 クリストファーは、一人ルワンダに残り、最後まで子供たちを守ろうとしたが犠牲になる。

 だが、クリストファーに救われた子供たちは、いまルワンダの担い手としてがんばっている。
まさに、クリストファーの起こした奇跡だと言っていいだろう。

 彼らが望んでいる支援とは何なのか。
 映画を通して、海外支援の難しさを実感した。 


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【ルワンダの涙】WOWOW(HV)
【ルワンダの涙】(HV・シネスコ) 監督/マイケル・ケイトン=ジョーンズ(2005 英=米) 出演/ジョン・ハート、ヒュー・ダンシー クレア=ホープ・アシティ、ドミニク・ホルヴィッツ ■作品 1994年のルワンダ大虐殺を描いた作品です。1本の映画云々を越えこの事実の前には言葉もなく茫然となってしまう。ルワンダに関しては幾つかの作品(下記参照)が発表されてますが、本作は誰の立場に立つということもないスタンスだ。国連軍や白人は引き上げ、ルワンダ難民は放置され、J・ハート演じる神父も微... ...続きを見る
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2008/05/26 12:25

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