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zoom RSS 「ザ・ダイバー」

<<   作成日時 : 2008/01/22 18:53   >>

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「ザ・ダイバー」
監督  ジョージ・ティルマン・Jr
出演  ロバート・デニーロ  キューバ・グディング・Jr  シャーリーズ・セロン


 アメリカ海軍初、黒人マスター・ダイバーの称号を授与された男カール・ガルシアの実話に基づく映画だ。
 
 妥協することなく、強い意思と忍耐力で我が道を切り開いていった男ガルシア。その強靭な意思と情熱は、黒人差別の厚い壁をも突き破ってしまう勢いだ。

 貧しい黒人小作農の息子カール・ガルシアが、17歳で海軍に入隊した当時、黒人にはコックと雑用しか任されていなかったが、上官に水泳の実力を買われ甲板兵に昇格。

 その後、海難救助潜水士に憧れるが、黒人ゆえにダイバー養成所への入学許可が降りず、なんと100通もの嘆願書を書き送る。

 やっと入学した養成所でも、訓練にかこつけて仲間や鬼教官からの理不尽な黒人差別が待っていた。 命を落としかねない卑劣ないじめにも、臆することなく正々堂々と渡り合っていく彼のなんと潔く、凛々しいこと。

 決して投げない、あきらめない。他人を恨んだり、卑屈になる暇なんかない。 とにかくダイバーになりたい。がむしゃらに突き進んでいく一途な青年のパワーに圧倒される。

 念願のダイバーになるも、事故で片足に重傷を負う。足を温存し障害者として生きる道もあったが、彼は足を切断し、義足のダイバーとして生きる道を選ぶ。

 130キロもある最新型の潜水服を身に付け、果たして彼は課題をこなすことができるのか。
かつて彼に辛く当たっていた鬼教官サンデーも、彼の並々ならない決意と心意気に惚れこみ、盛んに熱のこもった檄を飛ばす。 私も身を乗り出し、思わず祈らずにはいられない場面だった。

 その後、彼は9年間も義足をつけて活躍したという。

 仕事に対する ”名誉と誇り” こそが生きがいだと言い切る彼。
その境地に至るまでの、険しい道のり、血の滲むような苦労は想像を絶するものだった。

 メロディーと共に、エンドロールに流れるメッセージの数々も熱い。
苦しい現状に負けるな。 もう一度立ち上がり、前進してしてみよう。
魂が目覚め、全身からムクムクとやる気パワーが噴出してくるのを感じる。

 海軍ダイバーという仕事の苛酷さ、極限状況下で命を張った者にしか分かり合えない男達の絆。

 夢に向かって精進努力する人間の熱い魂が、強烈なリアリティとともに迫ってくる偉大なドラマだった。



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