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zoom RSS 「ターミナル」

<<   作成日時 : 2007/01/15 19:07   >>

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「ターミナル」  監督 スティーブン・スピルバーグ 出演 トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

 笑い転げているうちにすっかり時間を忘れてしまった。
 現実離れしたシーンの数々、それらをこれほど軽やかにコミカルに表現してしまうトム・ハンクスの才能はすごい。

 ニューヨーク JFK空港の入国ゲートで呼び止められる東欧からの旅行者ビクター。
 母国がクーデターによって突然消滅してしまい、彼は無国籍状態になったと告げられる。 入国も帰国も許されないのだ。

 といって落ち込んでばかりはいられない。空腹を満たす術を次々に編み出す彼。
エーーッ!そんな手があったのか!
空港中の使用済みカートを収集し、返金したお金でハンバーガーにありつけることを発見したり、閉鎖中の待合室を寝室に改造したりと奇想天外なサバイバル生活を続けていく。

 片言の英語しかしゃべれない彼は、所長からあからさまに見くだされ、空港労働者たちからも変人扱いされるが、次第にその誠実で優しい人柄は空港中に知れ渡ることに。

 入国許可を待ちわび、日々奮闘する愚直な彼の姿を、逐一防犯カメラで見張っているイジワル所長の存在も良いスパイスになっている。

 私たちは、ビクターと一緒に空港の舞台裏を縦横無尽に駆け回ることができる。

 彼が片時も離さず持ち歩いていたピーナッツの空き缶の中身が明かされる時、ザーッと肩の力が抜けてしまうのも事実。
そんなささやかな願いのためにあれ程までして入国許可を待ち続けたのか。

 限られた空港内で繰り広げられる人間模様は、人種の坩堝と呼ばれるアメリカならではの皮肉がたっぷり込められている。

 はたから見ればちっぽけな事、でも人との大切な約束を守り通そうとするビクターの誠実さは、人種を超えて多くの人たちの支持を受け友情の輪を広げていく。

 苦境にあっても前向きに生きようとする不器用で一途な男ビクター。
私にとって忘れられないキャラクターになりそうだ。



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映画『ターミナル』
原題:The Terminal 英語も話せないのに一人でアメリカに渡るなんて、亡き父の想いを果たすために、たった一人で・・凄いよね、小さな缶にはジャズを一杯つめて・・・。 ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2007/02/06 01:36

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