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zoom RSS 「博士の愛した数式」

<<   作成日時 : 2006/12/15 19:21   >>

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「博士の愛した数式」 監督 小泉堯史  出演 寺尾聡 深津絵里 吉岡秀隆

 初対面の家政婦に、いきなり靴のサイズを尋ねる博士。「24センチ」と答える彼女に切り返す台詞がなんとも個性的。 「24 実に潔い数字だ。4の階乗だ。」

 数学を愛する博士ならではの数学的人生解釈に、数学嫌いの私もいつの間にか身を乗り出していた。

 家政婦の息子に付けたあだ名は、”ルート √ ”。
「どんな数字でも嫌がらずに自分の中にかくまってやる、実に寛大な記号、ルートだよ。」

 博士の発する言葉は、いつも慈愛に満ちている。
博士の純粋で優しい人となりを寺尾聡が見事に表現している。

 博士の口から飛び出す機智に富んだ言葉の数々。数学を通して、人生の真理を求めようとする彼だったが、記憶障害という事故の後遺症に悩んでいた。記憶が80分しかもたないのだ。
 
 はかなく散り行く桜の花のように、博士の記憶も消えていく。楽しい思い出が、みるみるうちに記憶からこぼれていく恐怖に毎日耐えている彼。辛さは計り知れない。

 彼にとって、まさに今という瞬間が唯一手ごたえを感じる全てなのだ。

 記憶が消えていくことの切なさを誰よりも知っている博士だからこそ、今手にしている幸福を誰よりも強く心に刻もうとしているに違いない。

 毎日同じ質問を繰り返す博士に、家政婦親子は辛抱強く、暖かく寄り添っていく。

 障害があるからこそ、ますます強くなっていく三人の絆に素直に感動する。

 ただ、もう少しスパイスが欲しいように思う。浅岡ルリ子扮する兄嫁の思わせぶりな台詞が気になった。
 



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茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2007/02/06 01:33

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