純愛シネマ

アクセスカウンタ

zoom RSS 「チルソクの夏」

<<   作成日時 : 2006/10/24 21:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

「チルソクの夏」  監督 佐々部清  出演 水谷妃里  上野樹理

 「なごり雪」のメロディーに誘われ、時代は一気に26年前の下関へとタイムスリップして行く。 高校生郁子が生きていた70年代の街並みや人々の息遣いまで鮮明に甦ってくる。

 1978年 姉妹都市の下関と釜山の友好事業として催された関釜親善陸上競技大会で、韓国人高校生アンテイホウと郁子は出会い、翌年の大会での再会を約束する。

 戒厳令が敷かれている釜山の夜、あろうことか彼女に会いたい一心のアン君は突然彼女の寄宿舎に押しかけて行く。

 七夕の夜のベランダ越し初デートや、恋する二人を応援して奔走する彼女の親友達の姿も、高校生らしくてかわいい。

 ささやかな文通だけの遠距離恋愛にも、険悪な日韓関係が暗い影を落とす。
 彼の母親の日本人に対する憎悪や郁子の父親のあからさまな朝鮮人蔑視など、純粋な二人の恋には障害がつきまとう。

 日々陸上部の練習に汗を流し、話す事といったらもっぱら彼氏と恋愛。
 そんな初心で屈託のない女子高校生たちの姿が、生き生きとスクリーンいっぱいに映し出される。

 アン君を乗せた釜山行きの船を見送ることが出来なかった郁子と、未練を残したまま下関を後にした彼の切ない想いに折重なる様に流れるメロディーが 「なごり雪」   
 やるせない彼の恋心を伝えてやまないメロディーに、目頭がジーンと熱くなる。

 1978年のチルソク(七夕)の夏にファーストキスを交わした二人が、25年後の関釜競技大会で久しぶりに偶然再会するというラストシーン。
 
 叶わなかった初恋の思い出をずっと胸に秘めてきた二人が、幾歳月を経てこうして再会できる幸運と平和に感謝したい気持ちでいっぱいになる。

 きらきらと瞬く間に過ぎ去ってしまった青春の日々が、今とても愛おしく思えてならない。
 





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「チルソクの夏」(日本 2003年)
1977年、下関の女子高校生と釜山に住む韓国人の男の子との恋。 ふたりは1年後のチルソク(七夕)の再会を誓って文通を始める。 「チルソクの夏」 ...続きを見る
三毛猫《sannkeneko》の飼い主の...
2006/12/14 21:59
水谷妃里 上野樹里 / チルソクの夏
ワケもなく巨大化 ...続きを見る
中川ホメオパシー 
2010/01/12 18:20

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「チルソクの夏」 純愛シネマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる