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zoom RSS 「クラッシュ」

<<   作成日時 : 2006/10/08 15:50   >>

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「クラッシュ」  監督 ポール・ハギス  出演  サンドラ・ブロック マット・ディロン ドン・チードル

 一件の自動車事故の捜査を通じて、さまざまな人種の人々が思いもよらない所で関係を持ち、互いに憎しみ合いながらも依存して生きているアメリカ社会の現実と人々の揺れる心の内を人種差別と拳銃所持の問題を織り交ぜながら描く。

 相手が憎いからといっては、すぐに銃に手をかける。その前にしなければならないことがあるだろう。話し合いによる解決だ。それを阻むものの一つが、人種差別である。

 相手に対する不信は、自らの不安を煽る。そして、自己防衛といっては、安易に銃の引き金を引く。

 黒人の錠前屋が、まじめに錠の取替えをやっているそばで、白人の依頼主は、彼がスペアキーを使って泥棒に入りはしないかと疑って掛かる。
 黒人の錠前屋の親切なアドバイスを無視しておきながら、泥棒被害にあったペルシャ人の男は、彼を逆恨みし家まで押しかけて行き、彼と娘に向けて銃を発射する。 あまりの理不尽さに胸が閉めつけられる。

 人種差別主義者の警官が、職権をかさにきて黒人女性にセクハラをする。その女性は、彼の行為を許せないが黒人であるがゆえ泣き寝入りするほかない。
 やがて、自動車事故に巻き込まれた黒人女性は、皮肉にもあのセクハラ警官に命を助けてもらうことなるのだ。

 人は、互いに助け合わなければ生きていけない。
 人を信じ認め合って仲良くしたいと誰もが願っている。しかし、人種差別あるいは、自分自身の心が生み出した他人に対する侮蔑や不信感が、人を傷つけ同時に自分自身の不安やストレスの原因にもなっていることに気づかせてくれる。

 後半部分では、「クラッシュ」のタイトルの意味がジーンと胸に迫ってくる重厚な演出に感動する。
だが、前半部分はいささか平板すぎるように感じた。もう少し変化と娯楽的要素が欲しい。

 


 

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