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zoom RSS 「プラトニック・セックス」

<<   作成日時 : 2006/08/22 19:10   >>

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監督 松浦雅子  出演  加賀美早紀 オダギリ・ジョー 阿部寛 加勢大周 
原作 飯島愛

 友達にレイプされたうえ、両親からはセックス好きの忌まわしい娘だときめつけられ、父親には暴力でねじ伏せられる。

 行き場を失くしたアイは、17歳の誕生日に自殺をはかろうとしていたが、偶然届いた間違いメールに命を救われる。

 一方、殺された妹に宛て届くはずもないメールを打ち終わり、今まさに復讐の刃を抜かんとしていたトシにも、返信メールが届く。慌てた彼はナイフを落としてしまう。 

 携帯電話が取り持つ不思議な縁。

 殺伐とした心を救えるものは、やはり人の温もりなのかもしれない。

 街頭でスカウトされるままにアイは、ホステスとなり援助交際、アダルトビデオ出演へと手を染めていく。 そんな荒んだ生活をする彼女を唯一支えていたものは、顔の見えないトシとのメール交換だった。

 携帯電話を片手に互いを探し求める姿は、どきどきするほど魅力的な場面だ。

 やがて妊娠し、子供を勝手におろしてしまった彼女にトシは失望して離れていくが、死の直前に彼女宛にメールを送っていた。

 「かけがえのない人へ。僕は君が生きていてくれることが嬉しいです。会えばまた傷つけたり傷つけられたりするかもしれないけれど、それでも僕はもう一度手をつなぎたいと思う。君がいないと困る。生まれてくれて感謝です。トシ」

 頑なに閉ざした彼女の心の扉を開くもの。それは、ほかでもないトシからのメールの言葉なのだ。
かけがえのない人” その言葉に背中を押されるように、彼女は勇気を振り絞り一人で歩き出すことを決意する。

 アイが生まれた時、彼女の両親もそのかけがえのない命に歓喜の声をあげたにちがいない。なのに親のエゴは、いつの間にか子供の心を見失い、いたずらにプライドを傷つけていることに無頓着なのだ。

  恋人に心から愛されることで生きる自信を取り戻していくアイの姿が、丁寧に生き生きと描かれている。
 しかも携帯という現代の小道具を上手に取り入れることによって、ベストセラーエッセイは見事にリフレッシュされ、新しい物語として甦っている。





  

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